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ABB、ロボティクス事業を分社化へ

2025年4月18日 (金)

ロジスティクスABBジャパン(東京都品川区)は17日、ABB(スイス)がロボティクス事業を2026年第2四半期中に完全分社化し、独立した上場企業として取引を開始すると発表した。この方針は年次株主総会での承認を前提とし、株主には既存の持ち株比率に応じて新会社の株式を現物配当として分配する予定である。

同社は分社化によって、両社の顧客価値創出力、資本配分、人材確保力を最適化できると説明。ロボティクス事業の強みは、80%以上がソフトウエアやAI(人工知能)対応製品で占められており、欧州(スウェーデン)、アジア(中国)、米州(米国)に製造拠点を持つ「ローカル・フォー・ローカル」体制で事業を展開している点にある。

物流面では、同部門が展開する自律走行ロボットや産業用輸送システムなどが、世界中の工場や倉庫の人手不足対策や業務効率化、サステナビリティ向上に寄与しており、サプライチェーンの正常化も進み受注は増加傾向にあるという。今後はプロセスオートメーション分野との連携を強化し、ソフトウエア基盤の輸送ソリューションでさらなる物流最適化を図る。

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LOGISTICS TODAY編集部
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