環境・CSR静岡県労働局は、労働災害における転倒災害の予防を呼びかける「ぬかづけ運動」の継続を発表した。静岡県内の労働災害において、転倒による事故が7年連続で最多となっていることが静岡労働局の調査でわかったことを受けた者。2024年の労働災害4598件のうち、転倒災害は1144件で全体の24.9%を占めている。
この状況を受け、静岡労働局は「ぬかづけ運動」を継続して展開してきたが、7年連続で1000件を超える事態となっているため、運動を継続する。
転倒災害の内訳を見ると、50代以上が75%以上を占め、60代が345件と最も多く、次いで50代が309件、70代以上が226件となっている。また、50代以上では6割が休業1か月以上と長期化する傾向がみられる。
静岡労働局は、事業者に対して床の水たまりや油などの危険な状態の対策、階段や段差のある場所での安全確保、作業者への意識づけや教育の実施、ストレッチや転倒予防体操の奨励などを呼びかけている。
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