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横浜冷凍、阪神・九州をつなぐ物流拠点が岡山に完成

2025年4月18日 (金)

拠点・施設横浜冷凍(横浜市)は18日、「岡山CONNECT物流センター」(岡山市南区)が完成したと発表した。同センターは、敷地面積2万3102平方メートル、延床面積2万8787平方メートル、建築面積1万349平方メートルの鉄筋コンクリート造3階建て(一部鉄骨造)で、本格的な冷凍倉庫機能を備えた、中四国初の物流拠点となる。収容能力はF級2万4914トン、C&F級4537トン、C級600トンの計3万51トンを確保した。

▲「岡山CONNECT物流センター」(出所:横浜冷凍)

また、665.5キロワットの太陽光発電設備、430キロワット時のリチウムイオン蓄電池を導入。これにより、災害時でも倉庫内の冷却が可能な自立運転システムを実現した。社用車はEV(電気自動車)を採用し、太陽光発電と連動する充電ステーションを設置。さらに、自立機能式パワーコンディショナーシステムとジェネレーターを備えることでBCP対策を強化した。

高速道路インターチェンジから優れたアクセスを誇り、関西・九州・四国を結ぶ物流の要衝に位置している。2024年問題への対応として、保管・仕分け・流通機能を1か所に集約。運送協力会社との連携によりトラックスイッチ輸送を開始する。また、広大なユーティリティースペースを確保し、幅広い顧客のニーズに対応できるよう体制を整えた。

古瀬健児社長は「阪神と九州の2ブロックをつなぐ中継拠点として、広域なコールドチェーンの中心拠点としての成長と、物流の要衝としての機能を最大限に発揮することを期待する」と語った。

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LOGISTICS TODAY編集部
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