拠点・施設地主(東京都千代田区)は21日、千葉県市原市にある工場・倉庫用地を取得し、既存のテナントと定期借地権設定契約を締結したと発表した。今回の取得は、同社が推進する「土地のオフバランス提案」の一環で、企業の財務体質改善と資金確保を支援する取り組みである。
取得した土地は、卸業や製造業を営む企業が運営する工場と倉庫の敷地で、JR五井駅から2キロの京葉工業地域内に位置する。幹線道路に近く転用性が高い点が評価された。敷地面積は2万5680平方メートルで、テナントは土地を売却しつつ建物を保有し続ける形で、事業継続性を確保しながら資金調達を図った。
同社は、土地のみを投資対象とする独自の不動産投資手法「JINUSHIビジネス」を展開し、2024年12月末時点で累計26件、707億円の実績がある。
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