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25年度の国内収納サービス市場は918億円規模

2025年5月12日 (月)

調査・データ矢野経済研究所は9日、2025年度の国内の収納サービス(レンタル収納・コンテナ収納)市場について、前年度比4.4%増の917億円8000万円になるとの予測を公表した。25年度以降も大手事業者を中心に新規拠点開発のペースが加速し、消費者にとってより身近な環境での拠点数の拡大が今後も続くとしている。

同社は、24年度の収納サービスの国内市場規模を前年度比6.2%増の878億7000万円と推計した。収納サービス提供事業者による新規拠点開発は現在、拡大ペースが加速している。このため、消費者の身近な場所に収納サービス拠点が増え、収納サービスの認知度の向上とともに市場拡大につながるとした。

▲収納サービスのこ屋内市場規模推移(クリックで拡大、出所:矢野経済研究所)

同社によると、収納サービスは利用者にとって収納サービス拠点が身近にあることと、適正な料金体系であることが重要な要素で、特に費用対効果は消費者が利用を決める際の重要なポイントとなる。このため、事業者も有利な立地条件の拠点の開発が欠かせない。

また、認知度を高めるには、普段の生活環境の中に、当たり前のように収納サービス拠点があることが重要で、いつでも利用できる近所のスポットとして存在する地位を確立していかなければならないと指摘。「都市部だけではなく、郊外や地方でも拠点数を増やすことで、需要開拓から利用者拡大につながる」としている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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