財務・人事名港海運は12日、2025年3月期の決算を発表した。売上高は前年比4.9%増の814億8500万円、営業利益は同19.1%増の62億7100万円、最終利益は18.5%増の53億8000万円と増収増益だった。
主力の港湾運送およびその関連セグメントの売上高は前年比5%増の798億700万円、セグメント利益は同26%の55億5000万円だった。港湾運送部門は沿岸作業およびアジア地域における取扱いが増加したことにより増収。倉庫保管部門は国内および欧米における保管貨物の取扱いが減少したことにより減収となった。陸上運送部門は内国貨物輸送および欧州域内輸送の取扱いが減少した。航空貨物運送部門は国内外ともに航空貨物需要の回復により、輸出入ともに取扱いが増加した。その他の部門では梱包作業などの増加により増収となった。
26年3月期の通期予想は、売上高は0.6%減の810億円、営業利益は5.9%減の59億円、最終利益は3.3%減の52億円とした。
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