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乾汽船決算、最終利益前年比4.2倍の増収益

2025年5月13日 (火)

財務・人事乾汽船は13日、2025年3月期の決算を発表した。売上高は前年比7.7%増の317億7000万円、営業利益は2.18倍の36億5600万円、最終利益は4.2倍の50億2100万円と増収増益だった。

外航海運事業セグメントの売上高は前年比11.9%増の235億8400万円、セグメント利益は20億8000万円増加の21億3900万円だった。ハンディ船は、第4四半期には例年通り旧正月の影響から市況は弱含みの推移となったものの第3四半期までの中東情勢の緊迫化や紅海航路の回避などが市況を押し上げた。

倉庫・運送事業セグメント売上高は前年比0.2%増の39億300万円、セグメント利益は同60%増の3億4800万円だった。連結子会社の引越業においては取扱高が減少した一方で、倉庫事業における取扱高が増加した。

そのほか、所有船4隻の売却および新造船2隻の稼働開始の影響、不動産事業において主力施設の一つであったプラザ勝どき(東京都中央区)の再開発計画による3月末の営業終了を受けた建物の減損損失の計上が影響した。

26年3月期の通期予想は、売上高は4.4%減の303億8100万円、営業利益は91.3%減の3億1800万円、最終利益は98.1%減の9700万円とした。

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LOGISTICS TODAY編集部
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