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5月自動車貨物輸送は8.8%減、航空貨物は好調

2025年5月26日 (月)

調査・データ国土交通省は23日、国土交通月例経済5月号を発表した。交通分野では、自動車貨物輸送量が前年同月比で8.8%減となる一方、鉄道輸送は同1.9%減。航空貨物は国内、国際ともに増加した。海運は、内航海運の輸送量が減少する一方、外航海運は輸出量が増加した。

月例経済は各種統計を集約したもので、資料の出所によって、集計時期が異なる。

ことし2月の自動車貨物輸送量は、貨物営業用自動車の輸送量が1億8495万3000トンで8.8%減少した。このうち普通車は1億4750万7000トンで7.1%減だった。ヤマト運輸とSGホールディングス、日本郵便の大手3社による宅配便貨物の取扱個数は3億3970万8000個で1.3%減だった。

鉄道の輸送量もことし2月分で326万1365トンとなり、1.9%減。このうち車扱貨物は167万6412トンで0.6%減、コンテナは158万4953トンで3.2%増だった。

海運輸送量も2月分で、内航海運の輸送量は貨物船1415万4000トンで5.9%減、油送船が767万8000トンで6.2%減となった。

外航海運(外貿コンテナ)の輸送量は、輸出が68万4000TEUで7.0%増、輸入は65万9000TEUで1.0%減となった。国際海上貨物の輸出総額は3月の集計で6兆6086億7900万円となり0.2%増、輸入額は6兆4964億3800万円で0.5%減だった。

航空貨物は3月の集計で、国内線が4万6115トンと2.1%増加し、国際線も14万8067トンで4.7%増となった。国内線は12か月連続、国際線は13か月連続で前年同月比を上回っている。

航空貨物の輸出総額は3兆2439億2200万円で12.6%増、輸入総額は2兆7967億2900万円で7.7%増だった。

普通倉庫の月間入庫高は2月の集計で、210万1000トンで17.5%減、月末保管残高は500万1000トンで3.5%の減となった。回転率は42.2%で前年同月に比べ7.1ポイント下回った。

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LOGISTICS TODAY編集部
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