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4月は航空貨物の好調続く、自動車貨物は3.1%減

2025年4月22日 (火)

行政・団体国土交通省は21日、国土交通月例経済4月号を発表した。交通分野では、自動車貨物輸送量が前年同月比で3.1%減となる一方、鉄道輸送は同4.1%増。航空貨物は国内、国際ともに増加した。海運は積載物や行先によってまちまちだった。

月例経済は各種統計を集約したもので、資料の出所によって集計時期が異なる。

ことし1月の自動車貨物輸送量は、貨物営業用自動車の輸送量が1億8749万8000トンで3.1%減少した。このうち普通車は1億4441万3000トンで5.5%減だった。ヤマト運輸とSGホールディングス、日本郵便の大手3社による宅配便貨物の取扱個数は3億6396万3000個で4.4%増だった。

鉄道の輸送量もことし1月分で327万9389トンとなり、4.1%増だった。このうち車扱貨物は164万5761トンで1.1%減、コンテナは163万3628トンで2.2%増だった。

同月の海運輸送量では、内航海運の輸送量は貨物船1478万9000トンで2.7%増、油送船が781万6000トンで9.9%減となった。

外航海運(外貿コンテナ)の輸送量は、輸出が59万6000TEUで3.2%減、輸入は75万6000TEUで6.3%増となった。国際海上貨物の輸出総額は2月の集計で6兆2361億3000万円となり9.4%増、輸入額は6兆982億5100万円で4.3%減だった。

航空貨物は2月の集計で、国内線が4万3608トンと8.5%増加し、国際線も11万3794トンで7.1%増となった。国内線は11か月連続、国際線は12か月連続で前年同月比を上回っている。

航空貨物の輸出総額は2兆9540億800万円で15.8%増、輸入総額は2兆5013億5700万円で10.8%増だった。

普通倉庫の月間入庫高は1月の集計で、221万6000トンで13.1%増、月末保管残高は503万9000トンで2.5%の減となった。回転率は43.4%で前年同月に比べ6.1ポイント上昇した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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