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日新、国内物流不振で営業益14%減、4-9月期

2013年11月6日 (水)

ロジスティクス[日新]2014年3月期第2四半期連結決算(単位:百万円)

 2014年3月期第2四半期2013年3月期第2四半期増減
売上高93,15188,0705.8%
営業利益1,7432,026-14.0%
経常利益1,9612,124-7.7%
当期純利益1,23086242.6%
日新が6日に発表した4-9月期決算は、海外ネットワークの拡大に注力して売上高が5.9%増となったものの、営業利益は14%減の17億4300万円にとどまった。

海外では中国・東南アジア・メキシコなどの成長地域を中心に事業機会の拡大に努め、メキシコ、マレーシアで自動車産業向けJIT納入倉庫を建設したほか、タイで低温輸送サービスの拡充や東南アジアで大メコン圏広域物流網の整備、中国・インドで事業体制の強化などを進めた。

国内では、新商品として東南アジア向けの食品専用冷凍海上輸送サービスを開始し、CMS(キャッシュマネジメントシステム)の利用拡大によるグループ資金の効率化に取り組んだ。

米州、アジア、中国で物流事業が順調に推移し収益に寄与。日本では、旅行事業が北米、アジア向け業務渡航を中心に順調に推移したが、物流事業は日中関係緊張の影響などが残り、本格回復には至らなかった。