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IRISデータラボ、LINE活用EC基盤強化へ資金調達

2025年5月28日 (水)

財務・人事IRISデータラボ(東京都港区)は28日、日本郵政キャピタル(千代田区)をリード投資家とするプレシリーズAラウンドで資金調達を実施すると発表した。調達資金をもとに、LINEを活用したEC(電子商取引)アプリ「Atouch」(アタッチ)の機能を拡充し、デジタル会員証やチケット販売、サブスクリプション機能などを追加する。

Atouchは、LINEトーク上で商品決済から配送手配までを完結できる仕組みで、物流プロセスの簡略化と迅速化を実現する。IDやパスワードなしで購入できるため、消費者の利便性が高く、物流面では配送先情報の自動取得や決済完了後の即時出荷処理が可能となる。

同社は、今後の展望として、共通ID「Atouch ID」を活用した複数店舗間の連携や、購買履歴に基づくパーソナライズド物流支援を目指す。

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LOGISTICS TODAY編集部
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