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PID森田拠点のラピュタPA-AMR導入事例

2025年5月29日 (木)

調査・データ物流向けロボット開発のラピュタロボティクス(東京都江東区)は29日、電子機器メーカー、パナソニックインダストリー(東京都港区)の森田拠点(福井市)の物流倉庫に同社のピッキングアシストロボット「ラピュタPA-AMR」が導入され、稼働を開始したと発表した。

PA-AMRは、AIが最短のピッキングルートを提案し、荷物の搬送も代行。ピッキング作業を効率化するほか、スタッフの作業の負担を軽減する。

▲森田物流倉庫で稼働中のラピュタPA-AMR(出所:ラピュタロボティクス)

森田物流倉庫は、将来的な人材不足を見据え、倉庫業務の効率化を重要な課題と位置づけている。多品種、多品番の商品ラインナップを展開する電子デバイスを扱っているため、特に在庫保管から出荷までの作業精度の向上やミス防止が課題となっていた。

PA-AMRの導入によって、従来のカートピッキング方式から脱却し、スタッフはカートを使用することなくハンズフリーでのピッキングが可能になったほか、移動距離が短縮され、作業スピードも上がった。また、PA-AMRに搭載された画面モニターに、作業内容をリアルタイムに表示することで、棚前での作業時間を短縮し、作業の標準化も実現。誰でもスムーズにピッキング作業ができるようになった。

さらに、ピッキング実績印字機能を活用することで、商品ごとに貼り付ける出荷ラベル、出荷伝票の印刷が作業後にまとめてできるようになり、作業がスムーズになるとともに、ラベルの誤貼付を防げるようになった。

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LOGISTICS TODAY編集部
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