調査・データ国土交通省関東地方整備局は30日、横浜港の本牧ふ頭コンテナターミナル(BC2ゲート)で8月13、14の両日、CONPAS(新港湾情報システム)による原則予約の試験運用を実施すると発表した。今後、搬出入予約制度の本格導入で、特定の時間帯に集中して到着するトレーラーを分散・平準化し、ゲート前混雑の解消を目指す。
CONPASは、コンテナターミナルのゲート前混雑の解消やトレーラーのターミナル滞在時間の短縮で、コンテナ物流の効率化を図るため、国交省が開発した。2021年3月から横浜港の南本牧ふ頭コンテナターミナルで常時運用されているほか、東京港でも22年8月からコンテナ搬出入の予約制を導入し、今年8月からは同港大井1・2号ターミナルで常時運用が始まる。
BC2ゲートの試験運用では、搬出入するすべての陸運事業者を対象に、CONPASによる予約が必要になる。予約時間は午前8時半から11時半までと、午後1時から4時半までで、予約枠数は1日当たり、搬入(実入)が400台、搬入(空)400台、搬出(実入・空)900台を予定している。
予約は、搬出入3営業日前の午後2時から入場可能時間終了までとなっている。初めて利用する事業者は、事前にCONPASの利用申請が必要となる。
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