産業・一般啓和運輸(埼玉県入間市)は6日、同社初となる「特定技能第1号取得者」が誕生したと発表した。今年3月、同実習生が特定技能ビザを取得した。現在、この従業員は構内でトラックの運転練習に取り組んでいる。助手業務にも従事しており、1日の業務の流れを習得するための研修を重ねている。今後、プロドライバーとして営業所で本格的な業務に就く準備を進める。

▲特定技能第1号取得者となった3人(出所:啓和グループ)
同社は外国人従業員をグローバル社員として受け入れ体制を整えている。日本人ドライバーと同じ内容の安全教育を実施し、全国各地の営業所で活躍できる環境づくりに注力している。社内体制の強化により、それぞれの社員が能力を最大限に発揮できる現場を目指している。
今後、特定技能第1号取得者の受入れ体制を120人規模まで拡大する目標を掲げる。教育や現場支援、生活面における支援も強化する。この取組みを通じて、啓和グループの一員として全員が成長できる環境を提供するとしている。
啓和グループは、グローバル化の推進と未来型物流人材の育成に継続的に取り組む。関係者や社会に対し、理解と応援を呼びかけている。
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