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R&M、北米のクラス6-8トラック市場レポート公開

2025年6月10日 (火)

調査・データ調査会社のリサーチ・アンド・マーケット(アイルランド)は9日、北米のクラス6-8トラック(中型から大型の貨物トラック)市場における主要企業の戦略に関するレポートを公開した。

北米のクラス6-8トラック市場はここ数年、サプライチェーンの混乱や制約が緩和される中で、パンデミック後の累積需要に牽引され驚異的な成長を遂げてきた。23年の好調の後、24年にはトラックの新規登録台数ではわずかに縮小。25年の予測では市場正常化の一環として、需要は横ばいで推移すると予測されている。

ゼロエミッション車(ZEV)の需要は、比較的価格が高いにもかかわらず依然として堅調。EPA(米国環境保護庁)による2027年排出ガス規制などの流れがZEVの需要を押し上げ、BEV(バッテリー式電気自動車)、FCEV(燃料電池自動車)、そのほかの持続可能な燃料を搭載したトラックへの採用と移行を促進すると考えられている。

業界は充電インフラと電動モビリティ・エコシステムの発展に向けた取り組みを続けており、欧州全域で進行中の持続可能性への移行を加速させる可能性が高い。自動運転トラックの完全商用化は新たなビジネスモデルやサービスモデルの出現により、近い将来トラック市場に大きな変革をもたらすと予想される。

レポートではそのほか、ダイムラー・トラックやボルボ、パッカー、トレイトンなどの主要メーカーの戦略についても解説する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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