イベント国土交通省は17日に、「第4回トラック運送業における多重下請構造検討会」を経済産業省内で開く。同省はトラック運送業界の多重取引構造の是正やドライバーの賃上げ原資となる適正運賃収受に向け、実態把握や背景と課題の検証を続けてきた。今回は前回の論点整理を踏まえ、事務局がまとめた「とりまとめ(案)」について議論する予定。
国土交通省は2024年8月、「トラック運送業における多重下請構造検討会」を立ち上げた。その後、3回にわたり、多重取引の背景や課題の検証と是正策を議論した。今回の検討会では事務局作成のとりまとめ(案)を基に、学識者と学識経験者を交えて協議する。出席委員は流通経済大学名誉教授の野尻俊明氏、流通経済大学教授の矢野裕児氏、立教大学経済学部教授の首藤若菜氏、駒澤大学法科大学院教授の若林亜理砂氏が名を連ねる。オブザーバーとして、全日本トラック協会副会長の平島竜二氏、全日本トラック協会理事長の若林陽介氏、全国通運連盟理事長の馬場崎靖氏などが務める。
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