ロジスティクス日本郵船は12日、グループ会社の郵船クルーズが就航するクルーズ客船に対し、Truck to Ship方式でのLNG(液化天然ガス)燃料の供給が行われたと発表した。クルーズ客船へのLNG燃料供給は国内初となる。
飛鳥Ⅲは重油と軽油、LNGの計3種の燃料を使用できるトリフューエルエンジンや陸上電力受電設備を搭載したエコシップで、持続可能なクルーズ運航の実現を目指している。
初のLNG燃料供給は、飛鳥Ⅲの母港、横浜港の大さん橋国際客船ターミナルで10日から11日にかけて行われた。
着岸した飛鳥Ⅲに対し、陸側からLNGを積んだタンクローリーが燃料を供給。2日間で延べ4台のタンクローリーが供給にあたった。
横浜港は日本を代表するクルーズ発着港として多くのクルーズ船を受け入れているほか、カーボンニュートラルポート(CNP)の形成に向けて、国や民間事業者と連携しながらさまざまな取り組みを進めている。

▲LNG供給の様子(出所:郵船クルーズ)
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