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国交省、CN輸送船の需要拡大を予測

2025年6月23日 (月)

行政・団体国土交通省は20日、我が国の将来のカーボンニュートラル貨物運搬船の需要予測(中間とりまとめ)を発表した。

2030年までに次世代船舶の受注でトップシェアを確保する目標を掲げ、第7次エネルギー基本計画で示された2050年のカーボンニュートラル実現に向け、水素やアンモニア、CO2といった新たな貨物輸送需要を対象に需要量を算出した。

同省は輸入する水素とアンモニア、輸出するCO2を対象に、各貨物の目標量を基に海上荷動き量を設定。輸送に必要なタンク容量や航路を想定し、将来の荷動き量に対応する船腹量を算出するとともに、船齢に基づく解撤量を加味して中長期の建造需要を見積もった。

その結果、50年までにCO2を運搬する5万立方メートル型輸送船は最大180隻、アンモニアを運ぶ8.7万立方メートル型輸送船は110隻の需要が生じることが分かったという。また、輸入水素を液化アンモニアで運ぶ場合は270隻、MCH(メチルシクロヘキサン)で運ぶ場合は640隻、液化水素で運ぶ場合は940隻の建造需要が必要となることが判明したとした。

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LOGISTICS TODAY編集部
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