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冷凍食品市場は世界で成長、日本は高齢化も後押し

2025年6月23日 (月)

調査・データSkyQuest Technology and Consulting(スキクェスト・テクノロジー・アンド・コンサルティング、インド)は23日、「冷凍食品市場の展望2032:世界展開における日本の役割」を解説するレポートを発表した。世界の冷凍食品市場規模は2024年に5038億7000万ドル、32年に7910億5000万ドルに達し、25-32年の年平均成長率は5.8%で推移するという。

成長要因にはコールドチェーン物流の拡大、急速冷凍技術や真空シール技術の革新、コスト効率に優れた冷凍食品の普及がある。製品別には冷凍野菜、冷凍肉、冷凍魚介、ベーカリー製品などが含まれ、地域別では北米、欧州、アジア太平洋で需要が高くなっている。

日本市場では高齢化や単身世帯の増加を背景に冷凍食品の依存度が高まり、スーパーマーケットやコンビニエンスストア、自動販売機での品揃え拡大が進むと予測。AI(人工知能)やIoTを活用した在庫管理、環境配慮型包装によるサプライチェーン効率向上にも注目している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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