調査・データ国土交通省が23日発表した内航船舶輸送統計によると、3月の総輸送量は重量ベースで2557万1000トンとなり、前年同月比0.1%減だった。内訳は貨物船が1573万トンで前年比横ばい、油送船が851万トンで0.3%減、プッシャーバージ・台船が114万5000トンで9.0%増だった。
主要品目を見ると、重量ベースでは鉄鋼がトップで290万1000トン(5.5%増)、次いで石灰石の285万2000トン(4.7%増)、揮発油の267万5000トン(2%減)が続いた。前年同期比で最も増加したのは砂利・砂・石材で9.6%増の183万8000トン、次いで鉄鋼が8.4%増の290万1000トン、石灰石が4.7%増の285万2000トンと続いた。
最も減ったのは、石灰で10.2%減の103万9000トン、次いでセメントが5.8%減の229万1000トンだった。
燃料消費量の合計は、1億9177万2000リットルで前年同月比1%増だった。内訳は、大型鋼船が1億4302万トンで同0.7%増、小型鋼船が4629万9000トンで同1.9%増、プッシャーバージ・台船が245万3000トンで、同3.2%増だった。
また、航海距離の合計は、1077万キロメートルで同0.1%減だった。 内訳は大型鋼船561万8000キロで同0.6%減、小型鋼船が496万9000キロで0.3%増、プッシャーバージ・台船が18万3000キロで5.2%増だった。
輸送効率は、内航船舶の合計が40.88%。用途別にみると、貨物船は40.6%、油送船は41.33%、プッシャーバージ・台船は42.73%だった。
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