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LOZI、サトーと次世代トレーサビリティ共創を推進

2025年6月24日 (火)

M&ALOZI(ロジ、名古屋市中区)とサトー(東京都港区)の両社は24日、ユーザー固有のサプライチェーンに柔軟に対応するトレーサビリティーシステムの提供を目指し、業務提携契約を締結したと発表した。

(出所:LOZI)

LOZIはスマートフォンからバーコードや2次元コードの個別IDを読み取り、不特定多数の事業者が役務や拠点で必要な情報を記録、蓄積、共有し、サプライチェーン全体を可視化する「Smart Barcode」(スマートバーコード)を提供している。Smart Barcodeを活用し、製造から販売、流通、リサイクルまで全過程の情報を一貫して扱える仕組みを実現した。

サトーはバーコードやRFIDなどの自動認識ソリューションを通じて、あらゆるモノを情報化し社会の動向を最適化してきたグローバル企業。1940年の創業以来、90を超える国・地域に事業を展開している。「PUT」(Perfect and Unique Tagging)を事業ビジョンとし、すべての商品に個別IDを付与し管理・追跡を自動化する仕組みの構築を進めている。

今回の提携により、サトーが持つラベルプリンターやRFIDソリューションと、LOZIのSmart Barcodeを連携させ、ユーザー固有のサプライチェーンや物流における動静脈双方の課題解決に向けたソリューションの提供を強化する。欧州を中心に動きが活発化するデジタル製品パスポート(DPP)対応や、サーキュラーエコノミー推進にも寄与する。日本企業にもDPP対応やライフサイクル全体の高度なトレーサビリティーが求められる流れで、両社の技術融合が独自の強みとなる。

両社はそれぞれの技術や知見を結集し、データ標準化や持続可能なサプライチェーン管理、物流現場の効率化に資する新たなソリューションを開発、提供するとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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