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JR駅ロッカーでアレルギー対応弁当受取サービス

2025年6月24日 (火)

サービス・商品京セラは24日、JR東日本スマートロジスティクス(東京都墨田区)と共同でアレルギー対応食品「matoil」(マトイル)の弁当受け取りサービスを始めたと発表した。同社は東京駅グランスタ地下北口改札近く「BAGGAGE STORAGE+」併設の冷蔵対応多機能ロッカー「マルチエキューブ」を活用し、利用者が始発から終電までの間に弁当や焼き菓子などを受け取れる新しい仕組みを提供する。同サービスは、東京駅で冷蔵受け取りロッカーを使う初の試みとなる。

▲matoilのお弁当イメージ(出所:京セラ)

両社は昨年から3月31日まで実証を行い、利用者から「また利用したい」「今後も継続してほしい」と要望があったことを受け、本格的にサービスを開始した。今回の協業は東京駅を起点に、行動範囲制限の解消と「ソーシャル・インクルージョン」の実現を目指す。

JR東日本スマートロジスティクスが展開するマルチエキューブが配送と受け取りインフラを担う。マルチエキューブは予約・預入・受取・発送の4機能を1台で実現させる多機能ロッカー。これにより店舗に行かずとも通勤や帰宅途中で弁当を受け取れる仕組みとなる。

▲東京駅グランスタ地下北口改札近くの「BAGGAGE STORAGE+」に併設している冷蔵対応のマルチエキューブ(出所:京セラ)

ロッカー利用で再配達回数を減らし、物流2024問題など社会課題解決にも寄与する。ロッカーは駅の「エキナカ」から全国へ順次拡大している。今後はホテルやオフィスビル、商業施設にも広げ、ロッカーをハブとした配送効率化を推進する。

京セラとJR東日本スマートロジスティクスはロッカーを生活密着型サービス拠点へと進化させることで、日常の時間価値向上や新たな「食」のサービスの実現を図るとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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