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三菱商事、三菱食品へのTOB成立、完全子会社化

2025年7月10日 (木)

M&A三菱商事は9日、三菱食品へのTOB(株式公開買い付け)が成立したと発表した。8日までの期間中に、買い付け予定数の下限を上回る1702万5621株の応募があった。今後、スクイーズアウト(強制買い取り)などの手続きを経て、9月頃に完全子会社化し、三菱食品は上場廃止となる。

TOBは1株あたり6340円で、買収総額は1377億円になる。三菱商事は5月のTOB開始前から三菱食品株式の50.11%を保有しており、今回のTOBでの取得分をあわせると保有比率は89.22%になる。残りの分はスクイーズアウトなどで取得し、全株式を保有する。

三菱商事は5月、三菱食品との構造的な利益相反(親子上場による制約)を解消し、経営資源を迅速、柔軟に相互活用できる体制を整えるなどとして、TOBによる完全子会社化を発表した。今後、両社で連携の強化を図るとともに、経営の効率化などを進め、三菱食品の祖業である食品流通事業の拡大を図るとともに、海外での事業展開を推進していくとしている。

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