ロジスティクスNIPPON EXPRESSホールディングス(NXHD)は10日、グループ会社の日本通運が九州旅客鉄道(JR九州)と連携し、新幹線を活用した貨物輸送サービス「NXスーパーエクスプレスカーゴ」を、14日から九州エリアで開始すると発表した。ことし2月にJR東日本エリアで始動した同サービスに続くエリア展開となる。
NXスーパーエクスプレスカーゴは、新幹線の高い定時性と高速性を生かした、日本通運が提供する即日配達サービス。JR九州が展開する荷物輸送サービス「はやっ!便」を活用し、博多駅-熊本駅、博多駅-鹿児島中央駅の区間でサービスを提供する。そのほかの駅間については、事前調整が必要となる。
JR東日本エリアで先行展開された同サービスは、即時性と定時性を強みに企業の緊急納品や高付加価値商品の輸送などで一定のニーズを獲得しており、今回の拡大により九州エリアでも同様の用途での活用が期待される。また、道路輸送に比べてCO2排出量が少ないため、脱炭素社会に向けた取り組みとしても注目されている。
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