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事件・事故PALTACは10日、ことし6月24日から7月2日にかけて発生した、同社の物流拠点RDC近畿（大阪府泉大津市）における物流の混乱について、取引先に謝罪する文書を発表した。
同社によれば、期間中に発生した大量の入出荷に伴い業務が混乱し、納品遅延や欠品の増加を引き起こした上、適切な欠品修正がなされないまま出荷業務を継続した。加えて、初動対応の遅れによって情報共有が滞り、取引先への連絡が後手に回ったことで、取引先に大きな負担と不安を与えたと説明している。
発表では、当該期間中に発生した未納商品の対応や伝票処理が現在も完了しておらず、取引先に引き続き負担をかけている現状も認めた。こうした事態について、同社は業務運用上の問題にとどまらず危機管理体制に根本的な課題があったとし、自社の信用に関わる重大な問題であるとの認識を示した。
今後の対応としては、早期の正常化を最優先課題としつつ、原因の徹底究明、社内管理体制の再評価と強化、再発防止策の徹底を進めると説明。取引先に対して改めて深く謝罪するとともに、全社を挙げて改善に取り組む姿勢を示した。
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