調査・データ国土交通省が29日に発表した内航船舶輸送統計によると、今年4月の総輸送量は重量ベースで2433万6000トンとなり、前年同月比4.4%の減となった。内訳は貨物船が1507万7000トンで同2.9%減、油送船が823万4000トンで5.1%減、プッシャーバージ・台船が104万5000トンで18.6%減だった。
主要品目を見ると、重量ベースでは、鉄鋼がトップで273万1000トン(前年同月比1.1%減)、次いで石灰石の253万6000トン(同7.5%減)、揮発油の249万8000トン(8.8%減)が続いた。前年同期比で最も増加したのは砂利・砂・石材で13.8%増の144万9000トン、次いで原油が4.4%増の167万1000トン。増加したのは2品目だけだった。
最も減ったのは、石炭で19.7%減の79万2000トン、次いで揮発油が8.8%減の249万8000トンだった。
燃料消費量の合計は、1億7971万2000リットルで前年同月比1.0%減だった。内訳は、大型鋼船が1億3309万9000リットルで同0.8%増、小型鋼船が4484万9000リットルで4.4%減、プッシャーバージ・台船が176万4000リットルで、32.8%減だった。
また、航海距離の合計は1003万2800キロで5.6%減だった。内訳は大型鋼船が531万9000キロで2.2%減、小型鋼船が487万6000キロで8.0%減、プッシャーバージ・台船が13万4000キロで33.7%減だった。
輸送効率は、内航船舶の合計が39.9%。用途別にみると、貨物船は40.6%、油送船は38.6%、プッシャーバージ・台船は40.6%だった。
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