環境・CSR日揮ホールディングス(HD)は4日、兵庫県加古川市、レボインターナショナル、SAFFAIRE SKY ENERGY(横浜市西区)と、持続可能な航空燃料SAF(サフ)の普及促進に向けた連携協定を締結したと発表した。加古川市内で回収された廃食用油をSAFへ再資源化し、航空燃料として活用する。

▲協定締結式の様子(出所:日揮ホールディングス)
同協定では、家庭から排出される廃食用油の回収拡大を目指し、年内に市内3か所に専用回収ボックスを設置する。また、市内の24校と1か所の給食センターで発生する年間4万リットルの廃食用油についても、来年度以降の活用に向けて調整を進める。さらに、市内の事業者や学校に向けた環境教育や情報提供も行い、地域全体でSAFの普及に取り組む。
SAFは廃食用油などを原料とし、航空機や設備を変更せず使用可能なバイオジェット燃料。原料として廃食用油、サトウキビなどのバイオマス燃料や都市ごみを用いて製造し、航空機や給油設備の変更不要で利用できる。
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