サービス・商品ウェザーニューズは12日、同社のアプリにおいて「ウェザーリポート」をAIが可視化する新機能を搭載したと発表した。同機能では、全国から寄せられるユーザー投稿型の気象観測データとAI解析技術を組み合わせ、局地的かつ突発的な現象を分かりやすく表示する仕組みを導入した。特に「ひょう」や「大雨」など危険度の高い現象を優先的に表示するほか、「体感」や「虹」など任意のキーワード検索にも対応し、必要な情報に素早くアクセスできるよう改良した。
ウェザーニューズは、これまで全国のユーザーから寄せられる現地報告を「ウェザーリポート」として蓄積してきた。この膨大な投稿データは、既存の気象レーダーや観測機器だけでは捉えきれない細かな現象を補完する役割を果たしている。今回の新機能では、この蓄積データをAIが解析・抽出し、直感的に理解できる形で地図上に可視化することで、従来よりも迅速かつ的確な情報提供が可能となった。
従来の気象情報は、衛星やレーダーによる広域の観測に依存していたが、突然の降ひょうや局地的大雨などの短時間現象は検知が遅れることもあった。新機能では、リアルタイムで寄せられるユーザー投稿と過去の膨大な報告データを参照し、AIがそのパターンを分析。危険度や発生傾向を踏まえて重要度の高い現象を優先表示するため、現地での安全確保に向けた判断を早める効果が期待できる。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。