イベント物流向け自動システムの開発を手がけるラピュタロボティクス(東京都江東区)は21日、9月10日から12日までの3日間、東京ビッグサイト(江東区)で開催される「国際物流総合展2025 第4回 INNOVATION EXPO」に自在型自動倉庫「ラピュタASRS」とピッキングアシストロボット「ラピュタPA-AMR」の2製品を実機展示すると発表した。特別ゲストを招いてのイベントも開かれる。
ラピュタASRSは、独自のブロック構造で自由な形状に設置できる自動倉庫で、規模の拡大や移設も容易にできる。AI(人工知能)を用いたロボット群制御技術で、全フロア全スペースに直接アクセスでき、最適な運用で生産性を最大限に引き上げる。

▲自動倉庫「ラピュタASRS」(出所:ラピュタロボティクス)
ラピュタPA-AMRは、まったく自動化されていない現場にもそのまま導入できるピッキングアシストロボットで、AIが最短のピッキングルートを提案し、荷物の搬送代行も担うことで、ピッキングスタッフの歩行距離を削減する。標準モデルのほか、アパレルなどのかさばる商品にも対応する大容量タイプ、日用品などの倉庫で検品工程を省略できる重量検品モデルもある。
特別ゲストを招いたトークセッションでは、9月11日にローランド・ベルガーの小野塚征志氏を招き、2024年問題以降の物流効率化への取り組みに求められる考え方について聞くほか、10日と11日には、ラピュタASRSを導入した日本出版販売の担当者を招いて、実際に運用した感想などを語ってもらう。
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