サービス・商品損害保険ジャパン(東京都新宿区)は22日、SOMPOリスクマネジメント(同)、日揮グローバル(横浜市西区)、Momentick(モメンティック、イスラエル)と連携し、メタン排出検知ソリューションの提供を開始すると発表した。損害保険と連携した同サービスの提供は国内初となる。
同ソリューションは、SOMPOリスクが衛星画像を用いて資産周辺のメタン排出量と場所を解析し、損保ジャパンがリスクレポートとして顧客に提供する。希望すれば日揮グローバルの地上センサーやドローンによる高精度測定サービス、Momentickの解析ソフトウエアも紹介する。リスクレポートには、ことし6月に打ち上げられた温室効果ガス(GHG)観測技術衛星「GOSAT-GW」のデータも活用する。
温室効果ガスの中でもメタンはCO2の28-84倍の温暖化効果を持つとされ、国際的にも削減が急務となっている。今回の取り組みは、LNG(液化天然ガス)バリューチェーン全体での排出削減に寄与するだけでなく、企業のリスク管理手段を拡充するもので、サプライチェーンの低炭素化と持続可能な社会の実現に寄与する。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。