拠点・施設CBREインベストメントマネジメント・ジャパン(CBRE IM、東京都千代田区)と東急不動産は26日、横浜市神奈川区で開発中のマルチテナント型物流施設「CBRE IM-LOGI’Q新子安」(仮称)で、F-LINE(中央区)と賃貸借契約を締結したと発表した。対象は2階・3階の冷凍フロアで、契約面積は3万1500平方メートル。物件の契約率は40%に達した。

▲(仮称)CBRE IM-LOGI’Q新子安 外観パース(出所:東急不動産)
同施設は2027年1月の完成を予定し、総賃貸面積は8万500平方メートル。1-3階を冷凍・冷蔵、4・5階を常温とする3 対応型で、幅広い物流ニーズに応える計画だ。首都高速横羽線・子安インターチェンジ(IC)から1.1キロに位置し、国道1号・15号にも近接。横浜港や羽田空港とのアクセスに優れ、首都圏内外への配送拠点としての利便性を備える。JR・京急の新子安駅から徒歩圏内で、雇用確保の面でも強みがある。
特筆されるのは、動物検疫・植物検疫の実施が可能な立地である点だ。輸出入貨物を直接消費地へ輸送できるため、指定検査施設を経由せずに取り扱え、コスト削減や環境負荷の低減につながる。食品を扱う事業者を中心に注目を集めている。
所在地:神奈川県横浜市神奈川区恵比須町3-1ほか
アクセス:JR/京急・新子安駅から1.2キロ、⾸都⾼速道路神奈川1号横羽線・⼦安ICから1.1キロ
敷地⾯積:3万8733平方メートル
延床⾯積:9万7007平方メートル
構造:鉄⾻造、地上5階建て
着⼯:2025年3⽉
竣⼯:2027年1⽉(予定)
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