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24年度の貨物船事故件数は125件、84%増

2025年8月27日 (水)

調査・データ国土交通省は26日、2024度の海上輸送の安全に関わる情報を公表した。同資料は、海上運送法などに基づき全国62か所の地方運輸局に配置されている運航労務監理官が、船舶運航事業者に対して実施した運航管理監査の結果を取りまとめたもの。

これによると、船舶運航事業者から報告された事故の発生件数は、対前年度比23件(15%)増の180件だった。事故種類別の割合(直近過去3か年平均)では、「衝突(岸壁等)」が全体の28%を占め、以下「衝突(船舶)」が21%、「乗揚」と「機関故障」がそれぞれ18%となった。このうち貨物船の事故の発生件数は、対前年度比57件(84%)増の125件。事故種類別の割合(直近過去3か年平均)は、「衝突(船舶)」が28%、「衝突(岸壁等)」と「乗揚」がそれぞれ23%、「機関故障」が11%を占めた。

船舶運航事業者の船舶および事業場に対して運航管理監査を実施した件数は4167件。監査の結果、行政処分または行政指導を行った件数は33件となり、うち13件について行政処分を行った。内訳は、安全確保命令が12件、安全統括管理者・運航管理者解任命令が1件。

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