産業・一般テスホールディングス(HD、大阪市淀川区)は28日、インドネシアの連結子会社INTERNATIONAL GREEN ENERGY(IGE)が、リアウ州タンジュン・ブトンのPKS燃料用ストックパイルの拡張工事を完了したと発表した。拡張後の施設は敷地面積6870平方メートルで、貯蔵能力は2万5000トンとなり、従来の1万7000トンから大幅に増強した。

▲拡張工事が完了したTanjung Butonストックパイル(出所:テスホールディングス)
これにより安定的なPKS燃料の供給が可能となり、日本国内のバイオマス発電所に向けた販売需要への対応力を高める。グループ全体では2020年以降、累計58万トンを出荷している。
同社は中期経営計画「TX2030」で資源循環型バイオマス燃料事業を重点分野に掲げ、28年6月期に年間40万トンのPKS供給を目標としている。今回の拡張は、循環型経済の推進と燃料供給網の強化に寄与する。
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