ロジスティクスギークプラス(東京都渋谷区)は29日、プーマジャパン(品川区)が進める新基幹物流センターの構築を、センコー(大阪市北区)と共同で支援したと発表した。BtoBとBtoCを統合し、在庫を一元管理する体制を整備したもので、物流オペレーションの効率化と在庫消化率の改善を実現した。
導入されたのは、ギークプラスのオープンSCMソリューション「skylaa」と自動棚搬送ロボット「EVE」42台。既存のERPやOMS(受注管理システム)、WMS(倉庫管理システム)を改修せずに在庫を統合管理できる点が特徴で、システム投資を抑えつつ、リアルタイムでの在庫引き当てやデータ統合を可能にした。倉庫作業ではロボットによる自動化でピッキングの生産性が向上し、少人数での運営が可能に。EC(電子商取引)需要拡大に伴う出荷増にも柔軟に対応できる体制を整えた。

▲オープンSCMソリューション「skylaa」(出所:ギークプラス)
プーマは多品種のSKUを扱い、従来はBtoBとBtoCを別々の倉庫やシステムで管理していた。EC専用倉庫の容量不足により商品ラインアップを制限せざるを得ない場面もあったが、今回の統合により商品数を大幅に拡大。EC販売のリードタイム短縮や在庫回転率の改善につながったという。
センコーはBtoB物流を担う立場から倉庫統合と自動化による効率化を検討してきた。ギークプラスの提案は理論値ではなく実運用値に基づく試算であった点が評価され、導入後は設計想定を上回る成果が出ているとする。
今後はskylaaの適用範囲をBtoBの在庫補充へ広げ、補充頻度の効率化や在庫配置の最適化を検討。自動棚搬送ロボットの対象業務も拡張し、さらなる省人化を進める方針だ。
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