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TOYOROBOとSIG、倉庫システム統合ソフト開発へ

2025年9月4日 (木)

M&ATOYOROBO(東京都江東区)とSIG Service(千代田区)は4日、倉庫管理システム(WMS)、倉庫制御システム(WCS)、倉庫実行システム(WES)を統合する新ソフトウエアの共同開発に向け、業務提携を結んだと発表した。両社はマルチベンダー環境に対応する中立的な統合基盤の構築を目指し、現場立ち上げの迅速化や運用の柔軟性強化を掲げる。

EC(電子商取引)市場の拡大や多品種少量化の進展により、在庫・搬送・実行システムの分断が顕在化し、導入・運用の複雑化が課題となっている。今回の協業では、実機連携と業務要件を両立させる設計思想を取り入れ、立ち上げ期間の短縮や需要変動への俊敏な対応、既存資産の活用を支える基盤の提供を目指す。

開発スケジュールは2026年第1四半期にクローズドベータ版を開始し、同年下期に一般提供を予定。TOYOROBOはロボティクスやマテハン分野での導入・運用支援実績を生かし、複数拠点・複数ベンダー環境でも計画的に展開可能な標準化基盤を提供する。一方、SIG ServiceはWMS領域の業務設計や外部システム連携のノウハウを持ち、データ整流やマスタ統制をワンストップで支援する。

両社は要件定義から導入・運用までを一気通貫でサポートし、短期立ち上げと段階的なスケール運用の両立を図る考えだ。

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