荷主工作機械大手のオークマは4月28日、愛知県江南市の江南工場に、新たな生産・開発拠点「Dream Site Engineered Solutions」(DSES)と「Global Innovation Center」(GIC)を完成し、運営を開始したと発表した。自動化システム開発や高度加工実証、顧客との共創機能を集約し、労働力不足や技能継承、環境対応など製造業が抱える課題への対応を強化する。航空宇宙、防衛、発電・エネルギー分野を中心とした工作機械需要拡大にも応える。
DSESは延床面積1万7000平方メートルで、1月から稼働を開始した。複合加工機や5軸制御マシニングセンター、自動化ラインなどのテスト加工や機能検証を集中的に行う拠点として位置付ける。顧客ごとの加工条件や機密情報への対応を強化するため、ゾーニングやパーテーションによる秘匿性確保も進めた。
同社は、DSESへ検証機能を集約することで、本社や可児工場の組立スペースを拡大し、グループ全体の生産効率向上につなげる考えだ。特に航空宇宙や防衛関連向けで需要が拡大する5軸制御機や複合加工機については、生産能力増強と柔軟な生産体制構築を進める。
一方、GICは延床面積4700平方メートルで、5月から稼働する。顧客と将来の工場像を共同検討する「共創」拠点として活用するほか、IoT(モノのインターネット)や現場データを活用した遠隔支援機能も整備。納入後の設備安定稼働や保守支援を強化する。
オークマは近年、「ものづくりサービス」を掲げ、国内外でサービス・ソリューション拠点整備を進めている。国内では東日本、西日本、九州のCSセンターを展開し、海外でも米国、中国、欧州で自動化・保守拠点を拡充している。
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