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富士電機、マレーシアでDC向け配電盤増産

2026年5月7日 (木)

荷主富士電機は4月28日、海外子会社の富士SMBE(シンガポール)のマレーシア工場で、配電盤の生産能力拡大に向けた設備投資を行うと発表した。生成AI(人工知能)の普及を背景に拡大するデータセンター(DC)需要に対応する。新生産棟を建設し、受変電設備の供給体制を強化することで、グローバル市場でのDC向け事業拡大を狙う。

新生産棟は6月に着工し、10月に稼働開始を予定する。設備投資によって、富士SMBEの配電盤生産能力を1.5倍へ引き上げるほか、クレーンや試験装置を導入し、「スキッドシステム」や「コンテナパワートレインユニット(PTU)」の生産体制も強化する。

スキッドシステムやコンテナPTUは、配電盤、無停電電源装置(UPS)、変圧器などを共通架台へ一体化したユニット製品。機器をユニット化した状態で現地へ搬入することで、データセンター建設時の据え付け工事短縮や現場施工負荷低減につながる。富士電機はマレーシア工場への導入により、同社全体でスキッドシステムとコンテナPTUの生産能力を4倍へ高める。

富士SMBEは、東南アジアや豪州向けにIEC(国際電気標準会議)規格対応の配電盤やサーバー分電盤を設計・製造している。富士電機グループでは既に、神戸工場や筑波工場、千葉工場、川崎工場でも受変電設備の増産を進めており、国内外で供給能力増強を進めている。

生成AI(人工知能)向けDCでは、高密度サーバー稼働に伴う電力消費拡大から、受変電設備や冷却設備への投資が急増している。物流面では、ユニット化設備を現地へ輸送して短期間で据え付ける「モジュール型建設」の需要が拡大しており、重量機器輸送やプロジェクト物流の重要性も高まっている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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