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Shippio、AI通関クラウドで業務効率7割改善

2025年9月8日 (月)

サービス・商品Shippio(シッピオ、東京都港区)は8日、シッピオ、を活用した通関業務クラウド「Shippio Clear」の提供を開始したと発表した。通関業務での書類処理や計算、チェック作業を自動化し、業務全体を7割効率化できることを実証済み。通関士が専門性を発揮しやすい環境を整える狙いだ。

近年、輸出入許可件数は急増している一方で、通関従事者数は横ばいが続き、人手不足と業務負担の増大が課題となっている。従来の通関業務は紙出力や電卓での計算、線引き作業といった非効率な手作業が多く、属人化も避けられなかった。

Shippio Clearは、AI-OCRによりフォーマットが統一されていない書類でも97%の精度で読み取り可能。品目ごとの自動計算や正誤確認を搭載し、NACCS申告書フォーマットに自動変換する機能を備える。蓄積データを活用することでHSコード分類の効率化や迅速な対応も可能となる。

今後は海上輸出通関や航空輸送への対応拡大、NACCSとの直接連携を予定。Shippioの既存クラウドサービスと統合することで、案件管理から通関までを一気通貫で効率化できる体制を目指す。

同社は9月10日から12日にかけて東京ビッグサイト(江東区)で開催される「国際物流総合展2025 第4回 INNOVATION EXPO」に出展し、Shippio Clearのデモを披露する。

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