行政・団体香川県は16日、機械装置の開発製造などを手がけるXEN GROUP(ゼングループ、香川県高松市)を県企業誘致条例に基づく助成措置対象企業に指定したと発表した。同社は同市内に工場と研究所の新設を予定しており、建設費用や雇用に対して5億円を上限とする助成を行う。
同社は1963年に高畑電機として高松市で創業。金属加工や産業機械の開発設計を手がけてきた。2022年にはXEN GROUPと社名を変更し、機械装置の開発・製造のほか、SDGsの達成に向けたビジネスモデルの開発、食品工場の運営、テスト農場の運営などを展開している。
建設される「BASE-X第6工場」では、自社開発の食品鮮度保持装置などを製造する予定で、隣接する研究所「BASE-X LAB」では食品鮮度保持技術の研究や新製品の開発を進める。工場では10人、研究所では5人の新規雇用を予定している。
工場の敷地面積は4814平方メートルで、2026年3月1日からの稼働を目指す。また、研究所は敷地面積、863平方メートルで同年4月1日から業務を開始する。
投資額は工場が21億円、研究所は7億5000万円。県は投資額や雇用者数に応じて助成金を支給する。地元の高松市でも、市企業誘致条例による助成を予定している。
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