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日本郵船、多摩美大と船上ウェルビーイング提案

2025年10月1日 (水)

▲報告会の様子(出所:日本郵船)

環境・CSR日本郵船は9月30日、多摩美術大学と26日に、産学共同研究プロジェクト第2弾「Cozy・Comfy ~ 働く/暮らしの中にある喜び」の最終報告会を本社で実施したと発表した。多摩美術大学生産デザイン学科プロダクトデザイン専攻の修士1年生と学部3、4年生17人が、デザインを通じて次世代の船上ウェルビーイングを提案した。

この取り組みは、同社が進める物流の価値を再定義するプロジェクト「感動物流」の一環であり、多摩美術大学が数の企業と連携しながら取り組む、SDGs時代の廃棄物循環型経済モデル「すてるデザイン」プロジェクトと連携した活動でもある。学生らは船室のレイアウトや家具、照明などに空間デザインの工夫を取り入れ、船上生活での居心地や快適さの要因を空間デザインに反映させた具体的な提案を行った。

発表作品の一つ「カラフルウェーブ」は、花をモチーフにした有機的な曲線の金属パネルを船内空間に設置するデザイン。光や色の反射によって見る角度で表情が変わることで、船員の気分転換を促し、心地よい空間づくりを提案した。

なお、第1弾プロジェクト「KRAFT &LOOP ~船員のウェアデザイン〜」では、学生らが船員のヒアリングや自動車専用船でのフィールドワークを通じて、長く使えるユニフォームや循環型社会に適したデザインを提案していた。今回の第2弾では船員のウェルビーイングを満たす空間デザインを提案し、快適な船上生活のあり方を発表した。

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