ロジスティクススマートロック技術を手がけるライナフ(東京都文京区)は10日、伊藤忠アーバンコミュニティ(中央区)が管理する分譲マンションにて、「スマート置き配」の導入を開始したと発表した。
スマート置き配は、オートロック付きマンションでも配達員が指定された時間帯にデジタルキーを使って共用エントランスを解錠し、各住戸前への配達を可能にするサービス。配達員には入館権限が一時的に付与され、解錠履歴も記録されるため、セキュリティー面でも高い安全性が保たれる。

▲スマート置き配の仕組み(出所:ライナフ)
導入の背景には、再配達問題や非対面受け取りの需要増といった社会的要請がある。伊藤忠アーバンコミュニティは「安全・安心・快適」な暮らしの実現に向け、宅配に関するトラブル削減や管理業務の省力化に期待を寄せている。
スマート置き配はすでに全国で1万7000棟以上に導入されており、導入に際して管理組合やオーナー側の費用負担は不要。物流効率の向上とともに、居住者・管理側双方にメリットをもたらすサービスとして注目が集まっている。
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