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パナソニック、冷凍寿司の米国空輸実証に成功

2025年10月14日 (火)

ロジスティクスパナソニックは14日、デイブレイク(東京都品川区)が実施した冷凍寿司の米国向け空輸実証で、真空断熱保冷容器「VIXELL」(ビクセル)を提供し、輸送期間中の温度維持と品質保持に成功したと発表した。

(出所:パナソニック)

検証は8月29日に日本を出発した冷凍寿司を対象に実施され、9月9日に米国現地で受け取るまでの10日間、輸送した5つのVIXELLボックスすべてがマイナス22度以下を維持。温度ロガーの記録により、安定した温度管理が確認された。

冷凍寿司の空輸は、海上輸送より輸送時間が短い一方で、積み下ろし時などに温度変化のリスクが高く、品質維持が課題とされてきた。デイブレイクはこれまで複数回の検証を行ってきたが、設定温度を安定して保つことが難しかったという。

今回の実証では、デイブレイクの冷凍技術とパナソニックが医薬品輸送で培った温度管理ソリューションを組み合わせることで、空輸でも高品質な冷凍食品輸送が可能であることを確認した。両社は今後、冷凍寿司をはじめとする日本食輸出でのコールドチェーンの高度化に取り組む。

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