M&Aデイブレイク(東京都品川区)は1日、双日食料(港区)と冷凍寿司の開発・製造・流通に関する業務提携を締結したと発表した。両社は、デイブレイクの特殊冷凍技術と双日食料の製造ノウハウやグローバルな流通網を組み合わせ、国内外への冷凍寿司展開を本格化させる。
提携のもと、デイブレイクは急速冷凍技術と独自レシピを用いた高品質な冷凍寿司の開発を担い、双日食料は寿司ネタの調達や国内外の販路を活用した販売戦略を推進する。
冷蔵解凍が可能な冷凍寿司は、長期の海上輸送など温度変化が起こりやすい環境でも品質を維持でき、既に米国への輸出実績がある。今後は機内食・空港市場や米国のテイクアウト市場、中国やアジア諸国への展開を計画している。
世界の寿司市場は拡大を続けており、米国では340億ドル(5兆3000億円)規模に達する。一方で、人手不足や物流制限、食品ロスといった課題により供給が追いつかない状況がある。冷凍寿司はこれらの課題解決と新市場開拓の両立を可能にする手段として注目されており、職人不足や物流制約がある地域にも高品質な寿司を届けられる。
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