サービス・商品ロボットバンク(東京都新宿区)は16日、自律走行搬送ロボット(AMR)「Starシリーズ」に、初のけん引機能を追加開発中であると発表した。新機能は2026年1月の提供開始を目標に進められており、かご台車などのけん引に対応する。
同機能は、既存のかご台車や棚カート、6輪カートに簡単なアタッチメントを取り付けるだけでAMRと連携できる仕様を想定している。これにより、現場の設備を大きく改修することなく、自動搬送化を低コスト・短期間で実現できるとしている。また、重量物搬送をAMRが代替することで、作業者の身体的負担を軽減し、安全性の向上や業務効率化に寄与する。
さらに、けん引対象を切り替えることで多様な荷姿に対応できるようになり、既存の潜り込み式AMRとの組み合わせで搬送タスクの柔軟性が高まる。開発の背景には、「既存のかご台車をそのまま自動化したい」といった現場の要望があり、同社はそれに応える形で開発を進めている。
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