ロジスティクス日本通運は11日、輸入通関業務で行ってきた関税や消費税などの立替払いについて、2026年9月末までに全国拠点で順次終了すると発表した。輸入者自身が納税する「直接納税方式」へ移行する。
輸入通関では、通関業者が関税や消費税を一時的に立て替える商慣行が広く残っている。一方、行政による電子納付の普及や、物流業界で取引環境の適正化を求める動きが強まっており、同社はAEO事業者として取引の透明化と業務プロセスの適正化を進める。
移行後は、輸入者が自ら納税資金を管理するため、税務処理の透明性が高まるとしている。税関システムと連動した電子納付を活用すれば、経理処理の迅速化や通関関連業務の効率化にもつながる。
同社は立替払いに代わる方法として、申告と同時に指定口座から税関が自動引き落としを行うリアルタイム口座振替、インターネットバンキングやATMを使うマルチペイメントネットワークによる電子納付、担保提供を条件に納期限を最大3か月延長できる納期限延長制度の活用を挙げている。
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