ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

CHロビンソン、物流AI実装の成果強調

2026年6月11日 (木)

国際米物流大手CHロビンソンは10日、米コロラド州アスペンで開催された「2026 Fortune Brainstorm Tech」で、同社のAI(人工知能)活用モデル「Lean AI」(リーンAI)による業務変革の取り組みを紹介した。会合にはAmazon、Anthropic、Google Cloud、NVIDIA、Salesforceなどの技術企業も参加し、次世代AIモデル、企業規模でのAI実装、信頼性やガバナンス、実務上の効果が主要テーマとなった。

CHロビンソンのデイブ・ボーズマン社長兼CEOとマイク・ニールCTOは、AIを単なる実験段階にとどめず、実際の物流オペレーションに組み込む取り組みを説明した。同社はリーン型の業務モデル、人材、AI技術を組み合わせることで、顧客や従業員が直面する課題の解決にAIを活用している。同社によると、22年末以降で生産性は45%向上した。

(出所:CHロビンソン)

物流・サプライチェーンは、需要変動、輸送手配、サービス品質、コスト、リスク対応が同時に動く複雑な現場であり、AIの導入では業務知識、独自データ、現場運用力が欠かせない。ボーズマン氏は、ソフトウエアは購入できても、組織に蓄積された知見やデータ、実行力は容易に代替できないとの考えを示した。

同社のAI基盤は、450人の社内ソフトウエアエンジニアとデータサイエンティストが構築している。輸送ライフサイクルの各工程に特化したAIエージェントを配置し、明確な制約条件と人による監督を組み合わせることで、判断精度と運用の信頼性を高める設計としている。AIを既存業務の上に重ねるのではなく、業務システムそのものに組み込む点を特徴とする。

ニール氏は、同社の最新技術について、グローバルサプライチェーンを運用しながら継続的に評価・改善する仕組みだと説明した。各判断や結果から得た情報を再びシステムに戻し、サービス問題の予測、改善提案、リアルタイムでの最適化につなげる。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com

LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。

ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。