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東陽テクニカ、交通監視向けカメラ連携LiDAR発売

2025年10月22日 (水)

サービス・商品東陽テクニカ(東京都中央区)は22日、ベルギーのゼノマティクスが開発したカメラ連携型LiDAR(ライダー)「XenoLidar Xavia」(ゼノライダー・サヴィア)の販売を開始したと発表した。同製品は、True Solid State構造のLiDARとカメラを組み合わせた「Xavia 6D」とLiDAR単体の「Xavia 3D」の2モデル構成。交通流監視やスマートシティのインフラ管理で、プライバシー保護と高精度検知の両立を目指す。

(出所:東陽テクニカ)

欧州では肖像権への配慮から、画像ではなく点群データによる観測が求められており、Xavia 6Dはすでに実運用に導入実績がある。カラー情報を含む3D点群生成が可能で、反射率の異なる対象を同時に検知できるARH技術も搭載。暗色の車両や衣服など、従来見落とされやすかった対象も的確に捉える。また、最大140メートル先から数センチ先までを高精度に同時計測可能とし、天候や時間帯の影響を受けにくい。

XenoLidar Xaviaは、非接触・高耐久の構造に加え、Windows・Linux対応の開発ツール群も用意されており、既存システムとの統合も容易。スマートインフラ、無人化・自動化領域への応用も期待される。

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