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NSU、鉄鉱石輸送堅調で通期業績を上方修正

2025年10月31日 (金)

財務・人事NSユナイテッド海運(NSU)は31日、2026年3月期の通期業績予想を上方修正した。売上高を前回予想から50億円増の2120億円、営業利益を34億円増の185億円、経常利益を35億円増の165億円、最終利益を25億円増の189億円とそれぞれ引き上げた。

主力の外航海運事業で、鉄鉱石や穀物など主要貨物の輸送需要が底堅く推移したことが要因。紅海・スエズ運河情勢の緊迫化により、喜望峰経由の長距離輸送が増え、船腹需給の引き締めにつながった。アフリカ積みボーキサイトの出荷も好調で、市況が想定を上回った。一方、中国経済の動向や米国の通商政策などは、今後の需給を左右する不確定要素として注視している。

同日発表した第2四半期連結決算は、売上高が前年同期比13.4%減の1115億2900万円、経常利益が同16.0%減の84億8300万円、最終利益は20.7%増の110億4700万円。為替の円高影響で減収となったが、老齢船の売却益を特別利益に計上したことで最終増益を確保した。

内航海運事業では、鉄鋼関連貨物や電力向け輸送が堅調に推移し、増収増益となった。

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