ロジスティクス広島県トラック協会は18日、広島労働局と中国運輸局広島運輸支局からの要請を受け、会員事業者を対象に貨物自動車運送事業法や労働基準関係法令の順守状況を確認する「緊急自主点検」を実施すると発表した。3月に三重県亀山市の新名神高速道路で6人が死亡した大型トラック事故を受けた措置で、回答期限は10月31日。各事業者に法令順守状況を確認し、必要に応じて改善対策を講じるよう求める。
事故は3月20日午前2時20分ごろ、新名神高速道路下り線の野登トンネルで発生。一般貨物自動車運送事業者HIROKI(広島市安芸区)の大型トラックが渋滞車列に追突し、多重衝突と火災に発展。子ども3人を含む6人が死亡した。
広島運輸支局は事故を受け、3月21日と4月28日に同社本社営業所へ特別監査を実施。監査では、運転者の勤務時間等基準告示を著しく順守していなかったほか、過労運転防止措置の不備、疾病のおそれがある乗務員の乗務、点呼の未実施や記録の不実記載、運行指示書の作成不備、運転者への指導・監督不足など17項目の法令違反を確認した。
中国運輸局は7月7日付で、同社に対し本社営業所の事業停止30日間、事業用トラック3両について計176日車の使用停止、輸送の安全確保命令の行政処分を実施した。違反点数は48点。
広島労働局と広島運輸支局は、重大事故ではトラックの車体が大きいことから被害が深刻化するおそれがあるとして、県内のトラック事業者に関係法令の順守状況を改めて点検するよう要請。県トラック協会はこれを受け、会員各社に自主点検への回答と、不備が確認された場合の改善を求めている。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。



























