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NSUが通期業績上方修正、最終利益は30億円増

2024年1月31日 (水)

財務・人事NSユナイテッド海運は31日、2024年3月期通期連結業績予想を上方修正した。売上高を前回発表から211億円増の2253億円に、営業利益を23億円増の204億円に、経常利益を30億円増の203億円に、最終利益を30億円増の169億円にそれぞれ引き上げる。

上期のドライバルク市況は低調だったが、中長期の輸送契約に基づく安定収益に加え、為替レートが想定よりも大幅に円安に振れたほか、12月には出荷最盛期を迎えたブラジルやオーストラリアからの荷動きの高まりにより市況は高騰、為替レートも円安基調で推移したため。

同日発表した同期第3四半期決算は、売上高が1725億2000万円(前年同期比12.4%減)、営業利益が172億2800万円(同42.5%減)、経常利益が174億7300万円(44.3%減)、最終利益が141億3000万円(44.3%減)となった。

主力の海運事業はドライバルク市況の変動や各国の金融引き締めの影響を受けた。

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LOGISTICS TODAY編集部
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